ゲーム用の有線LANケーブルは、ルーターやLANハブからゲーム機・パソコンまでの実際の配線距離に、1〜2mほど余裕を足した長さが適切です。家庭内で使う数m〜数十mの範囲なら、長さだけで通信速度やオンラインゲームの遅延が大きく変わることはほぼありません。
まず床や壁沿いに通すルートを測り、曲げる部分や機器を動かすための余裕を加えて選びましょう。必要以上に長いケーブルを避けつつ、短すぎてコネクターに負荷がかからない長さにすることが大切です。
ゲーム用有線LANケーブルの長さの目安
| 配線距離の目安 | 選びやすい長さ | 向いているケース |
|---|---|---|
| 1〜2m | 2〜3m | ルーターの近くにゲーム機やパソコンがある |
| 3〜4m | 5m | 同じ部屋の離れた場所へ接続する |
| 6〜9m | 10m | 別の壁沿いや部屋の端まで配線する |
| 10〜19m | 15〜20m | 部屋をまたいで配線する |
たとえば、実際の配線ルートが約7mなら、10mのLANケーブルが使いやすい長さです。直線距離ではなく、壁沿い・床沿いにケーブルを通す実際のルートで測ってください。
長さを選ぶときの計算方法
必要な長さは、次の計算で決められます。
必要な長さ = 実際の配線距離 + 曲げや移動のための余裕
- ルーター、LANハブ、ゲーム機またはパソコンの位置を決めます。
- ケーブルを通すルートに沿って、メジャーなどで距離を測ります。
- 曲がり角や機器の裏側に回す分として、1〜2m程度を加えます。
- 測った長さ以上で、近い規格のケーブルを選びます。
余裕は必要ですが、10mの距離に30mのケーブルを使うような選び方は、余ったケーブルの整理が難しくなります。反対に、測った距離とほぼ同じ長さを選ぶと、コネクターが引っ張られたり、機器を少し動かしたときに届かなくなったりします。
LANケーブルが長いとゲームの遅延は増える?
家庭内で使う一般的な長さであれば、LANケーブルが数m長くなったことによる遅延の差は、オンラインゲームで体感できるほど大きくありません。通信信号はケーブル内を非常に速く伝わるため、3mと10mの違いよりも、インターネット回線の混雑、サーバーまでの距離、ルーターの状態などの影響が大きくなります。
そのため、短いケーブルほど必ずゲームに有利というわけではありません。必要な長さを確保し、通信規格に合ったケーブルを正しく接続するほうが重要です。
一方、ケーブルが規格上の距離を大きく超えたり、強く折れ曲がったり、端子やケーブルが傷んでいたりすると、通信速度の低下や接続の不安定さにつながる可能性があります。
家庭内の配線は何mまで使える?
一般的なツイストペアのEthernetでは、機器間の配線は合計100m以内が一つの目安です。ただし、これはケーブルだけでなく、壁内配線や中継部分などを含めた条件で考える距離です。
一般家庭のゲーム環境で使う1〜20m程度のLANケーブルであれば、長さの上限を心配する場面は通常ありません。30mや50mが必要な場合でも、ケーブルの規格、品質、配線環境を確認して選びます。
100mに近い距離や、それを超える配線が必要な場合は、1本のケーブルを無理に延ばすのではなく、LANハブや光ファイバーなどを含めた構成を検討してください。
ゲーム用なら長さ以外に規格も確認する
長さと同じくらい、LANケーブルのカテゴリと接続機器の対応速度を確認することが重要です。家庭用ゲーム機やパソコンを接続する場合は、少なくともCat5e以上を選ぶと、一般的なギガビット通信に対応できます。
| 確認項目 | 選び方 |
|---|---|
| カテゴリ | Cat5e以上。より高速な通信を使う場合は、機器側の対応規格も確認する |
| コネクター | ゲーム機、パソコン、ルーターのLANポートに合う一般的なRJ45タイプを選ぶ |
| ケーブル形状 | 固定配線は耐久性を優先し、狭い場所は薄型ケーブルも候補にする |
| 配線場所 | 強く踏む場所、ドアに挟まる場所、強く引っ張られる場所を避ける |
Cat6など上位カテゴリを選んでも、ゲームの遅延が必ず小さくなるわけではありません。ゲーム機、ルーター、インターネット回線が対応している速度を超えて通信することはできないため、長さとともに機器側の仕様も見て判断しましょう。
長すぎるLANケーブルはどう整理する?
余ったケーブルは、強くきつく束ねず、ゆるい輪にして整理します。強く折り曲げたり、結束バンドで締め付けたりすると、ケーブルや内部の線に負担がかかることがあります。
- 余った分は大きめの輪にしてまとめる
- 電源ケーブルと長距離で密着させ続けない
- ドアや家具で踏みつけない
- LANポートにケーブルの重さがかからないようにする
配線が長くなるほど、足を引っかける、端子を引っ張るといったトラブルも起きやすくなります。速度だけでなく、通行の邪魔にならず安全に固定できるかも確認してください。
ゲーム用LANケーブルの長さに迷ったときの結論
迷った場合は、配線ルートを測って実測距離に1〜2mを加えた長さを選び、1〜2m、5m、10m、15m、20mなどの近いサイズに合わせると判断しやすくなります。
数mから数十mの家庭内配線では、長さの違いよりも、Cat5e以上などの対応規格、ケーブルの破損がないこと、無理のない配線が重要です。まずゲーム機やパソコンからルーターまでの実際のルートを測り、短すぎず余りすぎないLANケーブルを選びましょう。







