PS5のNATタイプ2は、ルーターを経由してインターネットに接続している状態です。オンライン対戦やボイスチャットを利用できる一般的な設定で、NATタイプ2だからといって異常があるわけではありません。
ただし、NATタイプは通信速度や回線の安定性そのものを表すものではありません。対戦相手との接続、ボイスチャット、ゲームへの参加などで問題が起きる場合は、NATタイプ以外に回線品質やルーター設定も確認します。
PS5のNATタイプ2とは
NATタイプ2は、PS5が家庭用ルーターやホームゲートウェイを通してインターネットへ接続している状態です。家庭のWi-Fiや有線LANでPS5を使っている場合、多くはNATタイプ2になります。
| NATタイプ | 接続状態の目安 | オンライン機能への影響 |
|---|---|---|
| タイプ1 | ルーターを介さず、PS5が直接インターネットに接続 | 通信制限が少ない状態。ただし、家庭の接続環境によって表示条件が異なります |
| タイプ2 | ルーターを介して接続 | 通常の家庭用ネットワークで、オンライン対戦などを利用しやすい状態 |
| タイプ3 | ルーターやネットワークの制限が強い状態 | ボイスチャットや他のプレイヤーとの接続で問題が起きることがあります |
この分類は、PS5から見たネットワーク接続の状態です。タイプ2がタイプ1より必ず遅い、またはゲームの勝敗に不利になるという意味ではありません。
NATタイプ2なら変更する必要はある?
オンライン対戦やボイスチャットを問題なく使えているなら、NATタイプ2をタイプ1へ変更する必要は基本的にありません。タイプ2は、ルーターを使う一般的な家庭の接続に対応した状態です。
NATタイプ1を目指してルーターを外したり、ポートを無制限に開放したりすると、ネットワークの安全性や設定が変わる可能性があります。タイプ2で困っていない場合は、現在の設定を維持するのが現実的です。
PS5でNATタイプを確認する方法
PS5本体のネットワーク設定から、現在のNATタイプを確認できます。
- ホーム画面右上の「設定」を開きます。
- 「ネットワーク」を選びます。
- 「接続状況」を開きます。
- 「接続状況を確認」または接続状態を表示する項目を選びます。
- 表示された項目の「NATタイプ」を確認します。
本体のシステムソフトウェアのバージョンによって、項目名や画面の表示が多少異なる場合があります。
NATタイプ2でもオンライン対戦できない原因
NATタイプ2はオンライン機能を使いやすい状態ですが、タイプ2だけで通信品質のすべてが決まるわけではありません。接続できない場合は、次のような原因が考えられます。
- インターネット回線の速度低下や一時的な障害
- Wi-Fiの電波が弱い、または電波干渉がある
- ゲームのサーバーが混雑・停止している
- PSNやゲーム側の障害が発生している
- ルーターやホームゲートウェイの動作が不安定
- ゲームごとに必要な通信方式や接続条件が異なる
- 二重ルーターなどにより、通信が複数の機器で変換されている
したがって、「NATタイプ2なのにラグがある」「マッチングしない」という場合は、NATタイプだけをタイプ1へ変更しても改善するとは限りません。
NATタイプ3の場合に確認すること
NATタイプ3で、マッチングやボイスチャットに問題がある場合は、まず接続機器を再起動し、ルーターの自動設定機能が利用できる状態か確認します。
- PS5のゲームやアプリを終了します。
- PS5、ルーター、ホームゲートウェイの電源を切ります。
- しばらく待ってから、回線終端装置、ホームゲートウェイ、ルーター、PS5の順に電源を入れます。
- PS5でインターネット接続を再確認します。
- NATタイプと、オンライン対戦・ボイスチャットの動作を確認します。
改善しない場合は、ルーターのUPnP設定、二重ルーターの有無、プロバイダー側の通信制限を確認します。ポート開放は設定を誤ると通信や安全性に影響するため、ゲームやルーターの公式案内に必要な番号が明記されている場合に限って検討してください。
PS5のNATタイプ2についての結論
PS5のNATタイプ2は、ルーター経由で接続している一般的な状態です。オンライン対戦やボイスチャットに問題がなければ、タイプ1へ変更する必要はありません。
通信トラブルがある場合は、NATタイプだけで判断せず、回線の安定性、Wi-Fi環境、ゲームやPSNの障害、ルーター設定を順番に確認してください。







