ゲーム回線のパケットロスを改善するには、まずWi-Fiから有線LANへ切り替え、通信機器を再起動し、パケットロスが自宅・プロバイダー・ゲームサーバーのどこで起きているかを切り分けることが重要です。原因によって有効な対策が異なるため、いきなり回線契約を変更するのではなく、次の順番で確認しましょう。
ゲーム回線のパケットロスを改善する手順
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ゲーム機やパソコンを有線LANで接続する
Wi-Fiを使っている場合は、まずLANケーブルでルーターに接続します。Wi-Fiは壁や距離、電子レンジなどの電波干渉、同時接続している機器の影響を受けやすく、パケットロスの原因になることがあります。
有線接続でも改善しない場合は、LANケーブルの差し替えや、ルーター側の別のLANポートへの接続も試してください。
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ゲーム機・パソコン、ルーター、ONUを再起動する
一時的な通信エラーや機器の負荷が原因なら、再起動で改善することがあります。再起動するときは、ゲーム機やパソコンだけでなく、ルーターとONUも電源を切り、少し待ってからONU、ルーター、端末の順に起動します。
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同じネットワークで大容量通信をしている機器を止める
動画の高画質再生、ゲームやOSのダウンロード、クラウドへのバックアップ、ライブ配信などが同時に行われていると、回線が混雑してゲーム通信が不安定になることがあります。
ゲーム中は、不要なダウンロードや動画再生を一時停止し、家族が利用している端末も含めて通信量を確認します。
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パケットロスが起きる時間帯を確認する
夜間や休日だけ症状が出るなら、家庭内の通信量ではなく、プロバイダー側や地域の回線混雑が関係している可能性があります。発生時刻、ゲーム名、使用端末、接続方法、有線かWi-Fiかを記録しておくと、原因を説明しやすくなります。
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ゲーム以外の通信でもパケットロスが起きるか調べる
複数のゲームや動画視聴、Webサイトの閲覧でも通信が途切れるなら、自宅のネットワーク機器や回線側の問題が疑われます。一方、特定のゲームだけで発生するなら、ゲームサーバーや経路、ゲーム側の障害が原因の可能性もあります。
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通信機器の設置場所と状態を確認する
ルーターやONUを熱がこもる場所、床に近い場所、他の電化製品のすぐそばに置いている場合は、風通しのよい場所へ移します。機器が異常に熱い、再起動を繰り返す、ランプが通常と異なる場合は、機器の故障や回線障害も確認が必要です。
パケットロスの原因を切り分ける方法
パケットロスは、通信データの一部が相手に届かない状態です。ゲームでは、キャラクターが瞬間移動する、入力が遅れる、操作が巻き戻る、サーバーから切断されるといった症状につながります。
| 症状・確認結果 | 考えられる原因 | 優先して試すこと |
|---|---|---|
| Wi-Fiのときだけ発生する | 電波干渉、距離、無線LANの混雑 | 有線LANへの変更、ルーターとの距離を短くする |
| 家中の端末で通信が不安定 | ルーター、ONU、回線、プロバイダー | 機器の再起動、ランプ確認、通信障害の確認 |
| 夜間だけ発生する | 家庭内または地域の回線混雑 | 同時通信を止め、時間帯ごとの発生状況を記録する |
| 特定のゲームだけ発生する | ゲームサーバー、通信経路、ゲーム側の障害 | 別のゲームやサーバー地域で比較する |
| 有線LANでも常に発生する | LANケーブル、通信機器、回線側 | ケーブル交換、機器の再起動、プロバイダーへの相談 |
Wi-Fiでパケットロスが起きる場合の改善方法
Wi-Fiが原因なら、最も確実な対策は有線LANです。難しい場合は、次の方法を順番に試します。
- ルーターとゲーム機・パソコンの距離を短くする
- ルーターを床や棚の奥から出し、周囲をふさがない
- 電子レンジやBluetooth機器など、電波干渉の可能性がある機器から離す
- 対応していれば、5GHz帯や6GHz帯のWi-Fiを使う
- 遠距離では、使用環境によって2.4GHz帯も比較する
- 不要なWi-Fi接続機器を減らす
5GHz帯や6GHz帯は、一般に近距離で高速通信をしやすい一方、壁や距離の影響を受けやすい傾向があります。接続帯域は、ゲーム機とルーターの距離や壁の数によって適したものが変わります。
有線LANでもパケットロスが改善しない場合
有線LANで接続してもパケットロスが続くなら、LANケーブル、ルーター、ONU、プロバイダーの回線、ゲームサーバーまで確認範囲を広げます。
LANケーブルを交換する
ケーブルの断線や端子の接触不良があると、通信が不安定になることがあります。ケーブルを交換し、端子を奥まで差し込んでください。ケーブルを強く折り曲げたり、家具で踏んだりしていないかも確認します。
ルーターの負荷を確認する
多くの端末を接続している、長期間再起動していない、通信中に機器が高温になるといった場合は、ルーターの負荷が影響している可能性があります。再起動で一時的に改善しても再発するなら、ルーターの状態や対応する通信速度を確認します。
プロバイダーへ相談する
有線LAN、別のケーブル、複数の端末で確認してもパケットロスが続く場合は、プロバイダーへ相談します。問い合わせる際は、次の情報を伝えると状況を確認してもらいやすくなります。
- パケットロスが発生した日時と頻度
- 使用したゲームやサーバー地域
- ゲーム機・パソコンの機種
- Wi-Fiと有線LANのどちらで発生したか
- 複数の端末やゲームでも発生するか
- ルーターやONUを再起動しても改善しなかったこと
ゲーム内に表示されるパケットロスの数値だけでは、家庭内・プロバイダー・ゲームサーバーのどこに原因があるかを確定できない場合があります。プロバイダーから案内された確認方法がある場合は、その手順に従ってください。
DNS変更やVPNでパケットロスは改善する?
DNSの変更は、主にドメイン名をIPアドレスへ変換する処理に関係する設定です。そのため、DNSを変更しただけで、通信経路上のパケットロスが必ず改善するとは限りません。
VPNも、経路が変わることで特定の通信障害が改善する場合はありますが、通信距離や処理が増えて、遅延やパケットロスが悪化することもあります。原因を確認せずにVPNを常用するのではなく、比較テストとして一時的に試し、遅延とパケットロスの両方を確認してください。
ゲーム側の障害かどうかを確認する
特定のゲームだけで発生し、別のゲームや通常のインターネット通信に問題がないなら、ゲームサーバーやゲーム側の通信経路に原因がある可能性があります。
同じ時間帯に同じゲームを利用する人にも症状が出ているか、ゲーム運営の障害情報が出ていないか、別のサーバー地域を選べる場合は地域を変えて改善するかを確認します。ただし、別の地域を選ぶと通信距離が伸びて、遅延が増えることがあります。
パケットロス改善のために回線を変更する判断
次の対策を行っても複数のゲームや端末でパケットロスが続き、特定の時間帯に繰り返すなら、回線やプロバイダーの変更を検討する余地があります。
- 有線LANで接続しても改善しない
- LANケーブルを交換しても改善しない
- ルーターやONUを再起動しても繰り返す
- 複数の端末やゲームで同じ症状が出る
- プロバイダーへ相談しても原因や改善策が解決しない
ただし、ゲームサーバー側の障害が原因なら、回線を変更しても改善しない可能性があります。変更前に、時間帯、接続方法、複数サービスでの発生状況を記録し、自宅側の問題かどうかをできるだけ切り分けてください。
まとめ
ゲーム回線のパケットロスは、まず有線LANへの変更、通信機器の再起動、同時通信の停止を試します。その後、Wi-Fiだけで起きるのか、複数のゲームや端末で起きるのか、特定の時間帯だけ起きるのかを確認すると、原因を絞り込めます。
有線LANでも複数のゲームで症状が続く場合は、発生日時などを記録してプロバイダーへ相談してください。特定のゲームだけで起きる場合は、ゲームサーバーや運営側の障害も含めて確認する必要があります。







