PS5のパケットロス対策は?

PS5のパケットロス対策は?

PS5のパケットロス対策は、まずLANケーブル接続に切り替え、PS5・ルーター・ONU(光回線終端装置)を再起動することです。改善しない場合は、Wi-Fiの電波干渉、回線の混雑、ルーターや通信事業者側の障害を切り分けます。

パケットロスとは、PS5から送ったデータやゲームサーバーから受け取るデータの一部が途中で届かなくなる状態です。通信速度が十分でも、パケットロスが起きると、キャラクターの瞬間移動、操作の遅れ、切断などが発生します。

PS5のパケットロス対策を行う手順

  1. PS5をLANケーブルでルーターに接続する

    可能であれば、PS5とルーターをLANケーブルで直接つなぎます。Wi-Fiを使っている場合は、電波の距離や壁、電子機器による干渉が原因でパケットロスが起きることがあります。

  2. PS5、ルーター、ONUを再起動する

    PS5を終了し、ルーターとONUの電源を切ります。しばらく待ってからONU、ルーター、PS5の順に電源を入れ、通信が安定するか確認します。

  3. PS5のネットワーク接続を確認する

    PS5の「設定」からネットワーク関連の画面を開き、インターネット接続を設定し直します。その後、インターネット接続テストを実行してください。

    PS5の接続テストで通信速度が表示されても、ゲーム中のパケットロスが完全にないとは限りません。実際にプレイしたときの切断や操作の遅れも確認します。

  4. 同じ回線を使う機器の通信を止める

    動画の高画質再生、大容量ファイルのダウンロード、クラウドへのバックアップなどが同時に行われていると、回線やルーターに負荷がかかります。ゲーム中だけでも、不要な通信を一時停止します。

  5. 別のオンラインゲームや時間帯で確認する

    特定のゲームだけで発生するのか、複数のゲームで発生するのかを比べます。また、昼間は問題なく夜間だけ不安定になる場合は、回線の混雑が関係している可能性があります。

Wi-Fi接続でパケットロスが起きる場合の対策

Wi-Fiを使う場合は、PS5とルーターの距離を近づけ、間にある壁や家具を減らします。ルーターを床や収納棚の奥に置くより、周囲に物が少ない場所へ移したほうが電波が安定しやすくなります。

5GHzと2.4GHzを切り替える

5GHz帯は、一般に2.4GHz帯より高速で、周囲の機器との干渉を受けにくい傾向があります。ただし、壁や距離の影響を受けやすいため、PS5とルーターが離れている場合は2.4GHzのほうが安定することもあります。

  • PS5とルーターが近い場合:5GHzを試す
  • 壁や階をまたぐ場合:2.4GHzも試す
  • どちらか一方で不安定な場合:もう一方に切り替えて比較する

SSIDが同じで自動的に帯域が切り替わる設定では、比較しにくいことがあります。ルーターで2.4GHzと5GHzのネットワーク名を分けられる場合は、別々に接続して確認します。

Wi-Fi中継機やメッシュ機器を確認する

中継機を経由している場合、中継機とルーターの間で通信が不安定になると、PS5側にも影響します。PS5を一時的に親機へ直接接続して改善するなら、中継機の設置場所や接続状態を確認してください。

可能なら、Wi-Fi機器を増やす前にPS5をルーターへ有線接続して比較します。有線で安定するなら、回線全体よりもWi-Fi環境に原因があると考えやすくなります。

有線接続でも改善しない場合の確認ポイント

有線接続でもパケットロスが続く場合は、PS5とWi-Fiの問題だけでなく、LANケーブル、ルーター、ONU、回線事業者、ゲームサーバーなどを順番に切り分けます。

  • LANケーブルを別のものに交換する
  • ルーターの別のLANポートに接続する
  • ルーターとONUを再起動する
  • ルーターのファームウェア更新を確認する
  • 別のゲームや別の時間帯でも症状を確認する
  • PlayStation側やゲーム運営会社の障害情報を確認する

特定のゲームだけで発生するなら、そのゲームのサーバーや経路に問題がある可能性があります。一方、複数のゲームや動画サービスでも通信が途切れるなら、自宅のネットワークや回線側の問題を優先して調べます。

DNS変更やポート開放でパケットロスは直る?

DNSの変更は、名前解決にかかる時間や接続開始時の問題に影響することはありますが、通信中に起きているパケットロスを直接解決する方法とは限りません。変更しても改善しない場合は、元の設定に戻して問題ありません。

ポート開放も、パケットロス対策として最初に行う方法ではありません。NATタイプや特定の接続機能に問題がある場合に確認する設定であり、通信回線の混雑やWi-Fiの電波干渉を解消するものではないためです。

ルーターの設定を変更する場合は、設定内容を記録してから行い、改善しなければ元に戻します。不要なポートを開放したままにしないことも大切です。

パケットロスの原因を切り分ける方法

次のように接続方法と発生条件を変えると、原因を絞り込みやすくなります。

確認結果 考えやすい原因 次に行うこと
Wi-Fiでは不安定だが、有線では安定する 電波干渉、距離、壁、中継機 5GHz・2.4GHzの切り替えやルーターの設置場所を見直す
有線でも複数のゲームで不安定 LAN機器、回線、通信事業者側 ケーブル交換、機器再起動、障害情報の確認を行う
特定のゲームだけ不安定 ゲームサーバーや通信経路 別のゲームと比較し、ゲーム運営会社の障害情報を確認する
夜間にだけ不安定 回線や地域設備の混雑 時間帯を変えて確認し、改善しなければ回線事業者へ相談する

改善しないときに回線事業者へ伝える内容

再起動だけで直らない場合は、回線事業者やプロバイダーへ、症状を具体的に伝えます。「遅い」だけでなく、次の内容を整理すると確認してもらいやすくなります。

  • 発生する日時や時間帯
  • 有線接続でも発生するか
  • 特定のゲームだけか、複数のサービスで発生するか
  • 切断、操作遅延、キャラクターの巻き戻りなどの症状
  • PS5・ルーター・ONUを再起動した結果
  • LANケーブルを交換した結果

自宅の機器を確認しても複数のサービスで通信が途切れる場合は、回線側の調査が必要になることがあります。逆に、特定のゲームだけで起きる場合は、ゲーム運営会社への問い合わせが適しています。

PS5のパケットロス対策で最初に行うこと

最初は、PS5をLANケーブルでルーターへ接続し、PS5・ルーター・ONUを再起動してください。改善しなければ、Wi-Fiの周波数帯、同時通信、時間帯、ゲームごとの差を確認します。

有線でも複数のゲームでパケットロスが続くなら回線や機器側、特定のゲームだけならゲームサーバーや通信経路側を疑うのが基本です。原因を切り分けてから、ルーター設定の変更や回線事業者への相談を行いましょう。